春木美海
稲田大勇
もりたゆり
2018年に結成された、京都を拠点に活動する舞台芸術カンパニー「共通舞台」は、
2024年9月に東九条のTHEATRE E9 KYOTOにて
不朽の名作「ロミオとジュリエット」を上演しました。
この公演の創作過程を記録するため、私たち三人の写真家が
本番期間だけでなく稽古場から参加しました。
春木美海は2月から稽古場に入り、俳優と同じ空間を
長期にわたり共有しながら撮影を続けました。
8月には稲田大勇、もりたゆりが加わり、3人の視点から
創作の過程を多角的に記録しました。
また、公演2週間前には、この公演に先立ち京都・三条にある
同時代ギャラリーにて連動企画を開催し、
約8か月にわたる「ロミオとジュリエット」創作の過程を公開しました。
今回の展示では、公演期間中の楽屋で撮影した俳優・スタッフの
ポートレート写真を中心にして、3人の視点が捉えた像をお届けします。
略歴
春木美海
1999年、京都生まれ。
自分のまわりにある小さな世界を観察し、対話を繰り返したり、
料理や農作業をしたり、歩いたりして発見したことを大切にしながら、
そこでうまれる感覚を
写真・グラフィックデザインの領域で活かそうとしている。
特に写真では、ジェンダーの問題を中心に、
二極化し対立する中で存在する関係性の多様さと複雑さをテーマにしている。
稲田大勇
沖縄生まれ。沖縄国際大学卒業。
2023年. 沖縄コザ展
2024年9月 共通舞台『ロミオとジュリエット』連動企画
a lobby 稽古場と劇場を流れる声 出展
2025年2月. 京都写真美術館ギャラリー・ジャパネスクグループ展(予定)
もりたゆり
フィルムカメラで撮影し、現像、印刷も自分で行うことで作品作りに挑戦中。
来年２月にグループ展に参加予定。
在廊
未定
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